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【本】片目のオオカミ

2014.01.20(23:18) 519

コドモノ本ブログで先日
「ヤクーバとライオン1 勇気」
「ヤクーバとライオン2 信頼」
という本の紹介をしたときに思い出した本です。

児童文学に分類されるそうなのですが
少年が主人公であってもこれはコドモノ本ではなかろう、という独断で
こっちのブログで紹介することにしました。


出版社からのコメント
ある動物園に、片目のオオカミがいた。ある日、檻の前に一人の
黒人の少年がやって来る。オオカミはじっと少年を見た。しかし二つの目と片目
ではうまく視線が重ならない。やがて片方の見えない目から一滴の涙がにじみだ
した。すると少年は片方の目をつぶった。片目と片目のにらみ合いである。こう
してオオカミと少年はたがいの目を通して語り合うことになる。
その時、瞳の中からオオカミの生まれたアラスカの荒野と少年の故郷アフリカの
大地が浮かび上がってくる......。
人間に傷つけられ、生きる気力をも失っていたオオカミは、限りなく優し
い心の少年と出会い、再び生きる力を取り戻す。人間と動物との共生、未来への
希望をこめた、愛と友情の物語。

著者はダニエル・ペナック
出版社は白水社です。

ペナック作品はその昔

この本を読んで感銘を受け
すぐ後に読んだのが今回紹介する「片目のオオカミ」でした。
(他にも何冊か読んだはずなんですが忘れちゃってますねー★)

内容よりも雰囲気だけを憶えていたようで
ヤクーバとライオンと共通するものがあったはず…と再読。

そうだそうだそうだったと思いつつ
おそらく初読の時とは感想が違う。
ああ、時間がたったんだなあ…などとしみじみ。

以下、多少殴り書きのような乱暴さになるかもですが
紹介というよりも再読の感想になります。
(紹介文はAmazonのが詳しいからいいよねーと手抜き)

「~オオカミ」と「~ライオン」に共通するのは
主人公と対象の動物との完全なる共感と相手に対する理解。
どちらも
相手を自分の土俵に引っぱりこもうとか
支配しようなどとは微塵も思っていなくて
種も立場も違うけれど、
対等というよりも同士という方がしっくりくる関係。

眼と眼を見交わし、心を伝えあう。
人が読む『本』という媒体だから言語化されているけれど
実際にそのようなことが起こりうるとしたら
それは言葉ではなく意志の交流で。(陳腐なオカルト用語を使うとテレパシーというやつ?)

言葉を介さないだけに純粋な交流のような気がして
その結びつきに嫉妬めいたうらやましさを感じてしまいます。

もちろん小説であり絵本である以上
その関係は
わたしが脳内で勝手に作り上げているファンタジーなのだけれど。
どうしてこんなにモヤモヤしてしまうのだろうと考えているうちに気づいたことは
すでに作品の感想を離れて。
読むべきは本であるはずなのに
自分の内面を読みこむはめになってしまい
なかなかイタイ想いをしてしまいました。

言葉が不要の完全な理解があるならば
どんなに不完全であっても言葉を使って想いを伝えようとしている
この自分の努力は意味があるのか?
進歩しているのかどうかわからないまま、
せめて後退だけはしたくないと
日々文章を書いているけれど、
それが徒労だったら
いままで自分がやってきたことは?

とね。

誰かと、何かと、自分を比べても幸せになんてなれないとわかっているのに
そういうことを始めてしまったわけです。
アホやねえ…(と、せめて響きが柔らかい大阪ふうにw)

そして
最初に考えたことをザッと書きあらわしたメモ書きを寝かせた後
それを見ながら
今こうしてブログで文章を書いているわけですが

比べはじめて下を向きそうになったそのとき
わたしは
自分の底から怒るかのような叫びもまた聞いていました。

「わたしは言葉を諦めない!」

誰が言ってたんでしょうね?
他人事のようですがw本当にその言葉に驚いたのですよ★
泣き叫ぶような鋭さで自分の中に響く声。
インナーチャイルドと表現する人がいるかもしれないし
ナントカセルフと名付ける人もいるかもしれない。
まーそんなのはどうでもいいんです。

大事なのは
それが聞こえたのはわたしの<中>だったということ。

屈せず
言葉を探し
伝えようとする自分がいるのだから
わたしはやっぱり書き続けるのでしょう。

たとえば言葉で凹むことがあっても
わたしの書いた文章が誰にも読まれないとしても。

このブログも
本のブログも
そんなにメジャーではないです。
むしろマイナーというか辺境?(笑)
知る人ぞ知る
とか
たまに迷い込んでくる人がいる
とかいうレベルから脱することができていないわけなのですが

それでもせっせと続けるでしょうし
楽しかったり大変だったり興奮したりヒーヒー言ったりw
それら全部が満足につながるのでしょう。
…マゾ?
……かもねw

本を読み
考え
文章にする

うまくできても
できなくても
大事な宝物になっているのだと思います。

教えてくださったペナックさんに深い感謝を。
「奔放な読書」も再読したいな。
また、どちらかのブログで紹介するかもしれません。
そのときもおつきあいいただけましたら嬉しいです^^ 













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