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【本】天地明察

2014.04.09(07:07) 528

本のブログでは別の本を紹介中w
しかも本屋大賞も2010年にとってるし、映画化もすでにされちゃってるし
今さらなのかも、ですが
読んだら紹介したくなっちゃったのですーw

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もしくは文庫2冊
  
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
江戸時代、前代未聞のベンチャー事業に生涯を賭けた男がいた。ミッションは「日本独自の暦」を作ることー。碁打ちにして数学者・渋川春海の二十年にわたる奮闘・挫折・喜び、そして恋!早くも読書界沸騰!俊英にして鬼才がおくる新潮流歴史ロマン。

著者は冲方丁(ウブカタトウ)さん。読めないのでふりがなまでコピペさせていただきましたww
出版社は角川書店です。



もうずーっと前、映画化されたころかその前後か?
本の趣味がかなり近いお友だちが「いいよー」とすすめてくれまして。
でも
そのときは読んでなかったんです。タイミングが合わなかったってことでしょうね。


最近になってふと思い出して読んでみて
素晴らしく大当たりだったのですが
思うにこれは読む時期を含めてのジャックポットだったなあと思うことです。

というのも
大人絵本会第55回「あたまにつまった石ころが」が終わって
主催のえほんうふるさんがその日のみんなのツイートをまとめてくれたのを読んだ後だったんですね。
あ、大人絵本会「あたまにつまった石ころが」まとめはこちらから読めます♪

その絵本の世界、というか、大人絵本会で語られた内容と
『天地明察』からわたしが受け取った空気というか感覚というか世界観というか
まあ、そういうのが共通していたように思うんです。

内容紹介はだいぶエンタメ系の文章ですが
この渋川春海さんというのは
お家柄は碁打ち、今でいう棋士ですね。
(しかしどうして囲碁も将棋もプロの名称がひとまとめで「棋士」なのかといつも不思議に思う…閑話休題)
こっちがメインのお仕事だけれども
彼の志向は碁だけではおさまらず
数学だったり、神道だったりと
さまざまなことを学んでいるわけです。

碁打ちだけでは飽き足らない才能…というのはカンタンですが
仕事が決まっていて、そこからはみ出ることを許されず
でも自分がやりたいことは別にある
っていうのはけっこう辛いのでは?
と思うのですが
彼自身はわりと淡々としているのですね。
算術に情熱を傾けていても
溺れきって本業を忘れるわけではなくて。

そういうところが『あたまにつまった石ころが』の主人公と似ているなあと感じたのです。

春海さんは最終的には
算術ではなく「新しく暦を作る」という
さらに大仕事に着手することになるのですが
この過程で出会う人々がまた素晴らしいのですよ。
個人的には
最初の旅で春海さんと同行する建部さんと伊藤さんが好きで好きでたまらんです!
彼らが理想を語る場面とかもう涙がにじんでウルウルでしたわー。
ロマンなんですよぅ…。
算術の関さんとか、碁の道策さんみたいな天才もステキなんですが
彼らの切れ味はよすぎて、本人もつらかろうって感じになっちゃってるのね。
その点
春海さんはなんというか
おっとりしていて皆にかわいがられて
いただいたものをちゃんと栄養にして自分を活かす人
なんです。

しかも恋愛感情にオクテなのがまた可愛らしくてねえw
いいなと思っても江戸時代のことですから
お互い家の決めた相手を娶り娶られになってしまい
それはそれで、縁のあった相手を大事にして幸せでもあり
死別したあと再会してやっと結婚することに、とか♪

結婚に限らず、春海さんの生き方って全体的に
流れには逆らわない、けれどチャンスがあればしっかりつかんでいくというスタンスです。
自然体というのでしょうかね。
運をつかむというのはこういうことだなと
読みながら感じ入ります。

彼の才能は改暦で発揮されたんですが
それが使われるようにするための一連の手腕は
碁打ちの多層的な才能の応用のようです。
本文でも「どこかで誰かが損を受ければ、その者に別の形で得をさせる」とありますし
著者インタビューでも語っていますが
「改暦によって、ソンをした人がいない」ようにしているんです。
このバランス感覚たるや、常人では計り知れません☆

彼が暦を見つけたというよりも
変えられるべき正しい暦が彼を選んだのでは?
と言いたくなるような美しい物語の流れです。
話が進むにつれて
試練という石にも負けず
上流から流れてきた川の水量がどんどん増えて豊かになっていくように
読み応えがずっしりしていきます。
水や酒を飲むような一気読みとは違いますが
粛々と読み進めるのが美味しくてたまりません。おいしいご飯を食べる感じに似てるかな。

読み終わった後は手を合わせて「ごちそうさま」という気分。
大満足でございました。

この時代に興味が出たら、好きになった登場人物について調べてみるのもいいかもしれませんね。
わたしは今のところ余韻に浸ってうっとりですが
ほとぼりが冷めて思いだしたら
和算の話とか、保科氏の話とか
読み始めるかも?です^^





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