しろまち堂~縁側~

しろまち堂、「倉庫」から「縁側」にブログ名変更しました(もひとつ前のブログ名「基本設定は“上機嫌でGo!”」です)。のんびりペースで、他のブログで書かないようなテキスト記事をちまちまと更新していくことでしょう。ゴンチチ記事や映画記事は『しろまち堂~音楽・映像館~』で、本の記事は『しろまち堂~本館』で更新予定です。あ!『しろまち堂~写真・旅行館~』もありまーす!

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【本】世にも美しい日本語入門

高校生以上向けよねー、ってことで
こちらのブログでご紹介します。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
七五調のリズムから高度なユーモアまで、古典と呼ばれる文学作品には、美しく豊かな日本語があふれている。若い頃から名文に親しむ事の大切さを、熱く語りあう。

安野光正と藤原正彦の対談です。
出版社は筑摩書房。ちくまプリマー新書です。
オマケの話、ちくまプリマー新書の装丁はクラフト・エヴィング商會です。
新書なのに、全部の本の装丁が違います!

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 読書ゼミのこと/第2章 国語教育の見直しを!/第3章 日本人特有のリズム/第4章 日本語は豊かな言語/第5章 小学唱歌と童謡のこと/第6章 文語体の力/第7章 ユーモアと空想





数学者の藤原さんと画家の安野さんが日本語について対談しています。
肩書きだけ見るとちょっと不思議に思えるかもしれませんが
そのことについては冒頭ですでにおふたり、語っていらっしゃいます。
ついでにいうと、おふたりの関係についても、「まえがき」で藤原さんが書いていらして
この本の導入部分、とても親切でわかりやすいのです。
意外な組み合わせ?と思ったら縁は異なもの、というやつですね。

そして、たしかに異色な人たちが熱心に語らっていると
それくらい日本語って大事なのねー
とも感じますね。
藤原さんは日本語や書籍に対しての著書もおありですから
機会を見つけて読んでみようかしらん?
(ちなみに常識知らずかもしれませんが、
わたし、藤原さんが浅田次郎さんの息子さんだなんて知りませんでした。ビックリー!)

それにしてもこの本、面白いのはいいんですが
メモとか付箋とか検索とか必要になっちゃって困りますw
知らなくて、これから知りたい、読んでみたいと思うような情報がかなり満載なんです。

一例を挙げますと読書ゼミで紹介されてる本。
名作だけど読んでいない作品が多いので、機会があったら読まなくっちゃ!です。
というか、この読書ゼミ参加してみたかった!
めぐりあわせなんだと思うけど、リアルタイムでこの授業を受けている生徒さんが羨ましいです。
せめても書名メモ書き。あ、こんなにズラズラ書いていいものかちと不安なので
反転させておきますわー。

『武士道』新渡戸稲造
『余は如何にして基督信徒となりし乎』内村鑑三
『茶の本』『東洋の理想』岡倉天心
『日本的霊性』鈴木大拙
『武家の女性』山川菊栄(これだけ既読)
『きけ わだつみのこえ』
『忘れられた日本人』宮本常一
『山びこ学校』無着成恭
『代表的日本人』内村鑑三
『学問のすすめ』『福翁自伝』福沢諭吉
『戦没農民兵士の手紙』
(『即興詩人』
『戦艦大和の最期』吉田満)

安野さんのおすすめ
『「即興詩人」のイタリア』
『特命全権大使 米欧回覧実記』


本に限らず、「これでもか!」というほどの日本語の縦横無尽さについて語られていまして
会話なので読みやすいけれど、さあ読んだ後はどうしましょ?と困ったり。
どれから読むのか?どこまで読むのか?どの順で読むのか?
さらにはお名前は知っているけれど、この方がこんなことをなさっているなら
評伝的な本を探して読むべき?とか。

ネタ本に使えますと単純に済ませられないくらい広範囲の種まきをされちゃいまして
途方に暮れています、というのが正直なとこなんですよ…★
面白く興味深い本の罪深さよ。。。

とはいっても、対談ですので話の盛り上がりで…という部分もなきにしもあらずでして。
個人的には日本と欧米の文学の比較のくだり、ひっかかりましたね。
ヨーロッパはともかく、アメリカは時代的に暮らす民族や文化に断絶的なものを抱えていますから
ひとくくりにしない方がいいんじゃないかな―とか。

そんなことを考えてしまうと
また取捨選択はどのように?とか考えそうになってヤバイヤバイ…。

巻末の安野さんのあとがきのあと
引用作品がありまして
これがまたさらに気になるラインナップです。
読んでみたいよ。でもいっぱいあるよ。
今後の読書、こればっかり読んでるわけにいかないというのに惹かれる…。
どうしたらいいんでしょう…。

ようするに
オトクでありすぎるために悩ましい本でした。
フツーに使っていますが日本語深いよ、ハンパないよ。
とココロ揺らされ、ズブズブとハマってとりつかれそうな怖さまで感じたりするのです。
脅すようで申しわけありませんが、
未読の方が読むときには
新書ですので1冊パラッと軽く読んで終わり…とは思わない方がいいかもしれません。
(いや、もちろん1冊読んで「面白かった」でも大丈夫なまとまり方もしていますが
面白いなと思う方はたぶんその広い世界をもっと味わいたくなると思うんですよ)

ちくまプリマーおそるべし!でした。
関連書籍読んだら、報告レポすることあるかも?ですf(^-^;;


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 [ 2014/09/07 23:20 ]  | TB(0) | コメント(0)
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2008.03.21
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マーチは車検が切れるため、車屋さんに渡しちゃったので
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(その後、以前のハンドルネームに戻しました。
あー、しっくりくるわ
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似てるらしいです。前から言われてます、最近も言われましたw

2015.10
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