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KING(キング)の頬をはりとばせ!

2015.04.14(23:59) 584




この本の事を知ってる人って、どれくらいいるのかしらん?

わたしにとっては、手放せない1冊。
すごい名作かっていうと、どっちかというと異色作ではないかと。しかもコバルト文庫だよ?
イラストが佐藤道明さんなんだけど、このキャラだけはもうちょっととか思ったりするのもあったり。
それなのになんでだかわかんないんだけどずーっと持っているという。
そしてたまに読みなおすという。
人にお勧めするかというと、たぶんしないなーというw


内容紹介を読んだだけじゃわからないだろうなーと思うんですが
とにかく登場人物がヘンなヒトばっかりで、フツーの人がめちゃめちゃ浮いてたり無神経に見えたりしてしまうのね。

ギョーカイ話で、バブルの時代で、スクラップブックみたいにわざとエピソードを切り貼りしてつなげていて
そのマッチ具合とずれ具合を楽しみましょーな雰囲気。

内容紹介では吉良のことをロックン・ローラーって書いてるけど、
彼は音楽の趣味がロックでも自分で歌ったり演奏したりするのはどうも今ヒトツらしい
繊細で過敏な感覚と異様なくらいの美貌の若いおにーちゃん。
顔はどーでもいいんですが(小説だしねw)
彼の過敏具合が強烈で、そこの描写がテンション高くて好きなんだなー。
自分がヘンだって自覚があるから、
「稼げるようになってホッとした、自分のお金で好きなものだけ食べてればいいから」
って言葉にすごい説得力がある。
(善意のつもりでおしかけご飯を作っちゃった彼女希望の女の子にはかわいそうなんだけども
このあたりの自分の都合で突っ走る女性のアレな部分も書きだされていて、けっこう痛快だったり)

で、類友ではないんだけど、ファンの子たちもヘンな子が多くて、過剰具合が似通っている
とかいう記述になるほどなーとか。

吉良自身は台風の目みたいな存在で、
意図していないけれどなんかが垂れ流されちゃってるみたいで
周囲がおかしくなってしまうのね。

それを久美さんは主人公格のキャラ・才子を通して<花魁>と評しているんだけど
それもちょっと違うような…。
じゃあなんなんだって言葉を探すあたりで
これじゃあ、吉良菌にヤラレた才子みたいじゃんっと止めちゃったりするわけw

なんかこう、そういうヘンな雰囲気がむんむんに溢れてる作品。
いろんな意味で過剰だし、ご都合主義じゃね?という作りものっぽいところがいっぱいあって
それがまたいい味を出しているという
人工甘味料で作ったお菓子みたいな作品なんですわ。

うちにある本、大事にもしていないのでボロボロですが、
きっとこのまま、部屋のどっかに放置され
たまに取り出され、また読まれ、そしてさらに放り出されたりするんだろうなー。
かように存在感からして奇妙奇天烈、類をみない存在のようでございます。
あくまでわたしにとって、ですけど、ねー^^
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